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市が活性化めざし実験
大阪狭山市は、既存の公園を活用し、地域の活性化や高齢者の買い物支援につなげようと、11月から5か月間、大野台6丁目で公園にキッチンカーなど移動販売車を出店する社会実験を実施する。社会実験は狭山池北堤や、さやか公園でも実施する予定。市は狭山池周辺のにぎわいにもつなげたいとしている。
狭山ニュータウンでの社会実験は、11月4日から来年3月まで、大野台6丁目の大野台第8公園で、毎週水曜日と土曜日に行われる。時間は午前11時から午後4時まで。
実施主体は、南海フードシステム(大阪市中央区)で、出店業者の募集や選定は、同社が行う。
毎回3台ほど
毎回、3台程度の移動販売車が出店する予定で、パンやホットドッグ、ケバブなどの飲食物のほか、パンケーキやアイス、抹茶を使った菓子などスイーツを販売。日用品やメガネ、補聴器なども販売したいとしている。ただし、12月以降は利用状況などを見ながら、内容を変更しながら進めていくという。
市などでは、利用者らに対しアンケート調査を実施。住民のニーズや効果などを調査し、移動販売車を使った買い物支援や地域活性化の方策を検討していく。また、狭山池周辺での社会実験も南海フードシステムが実施主体となり、月1回程度の出店を計画。
狭山池に今月24日
第1回目は狭山池北堤が10月24日。狭山池博物館周辺に5台程度のキッチンカーを出店する。狭山池東側のさやか公園では11月8日の予定で、子どもが遊べる人工芝広場も設営する。
狭山池周辺でのキッチンカー出店は、周辺に飲食店が少ない狭山池に、多くの人に滞在してもらうのが目的で、市都市整備部では飲食できるスペースを用意する。
>>大阪狭山市官民連携による移動販売車出店の社会実験|大阪狭山市
画像出典:大阪狭山市ホームページ