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農業・木工・馬術など体験 1年から必修科目
高野山大学は、2021年4月に小学校・幼稚園教員、保育士を養成する文学部教育学科を新設する。大阪千代田短期大学と共同で使用する河内長野キャンパスは緑豊かで開放的。ピアノレッスン室や乳幼児保育実習室などの設備も整っている。
同科の最大の特徴は、地域の農業・木工・馬術などの現場体験を、1年次から必修科目として履修できること。地域で活躍する「高野山大学特任マイスター」に任命された専門家達から現場のリアルを直接学ぶことができる。地域での体験を通じて人生の「師」と呼べる人と出会い、多くの人と関わることで人間的な成長を目指す。
地域活動が1年次から必修というのは、全国でも稀だという。知識だけで教員や保育士を養成するのではなく、多くの経験を通じて学生自身の魅力を高め、子どもの成長の手助けができる先生を育てるねらい。高野山大学の強みを生かし、心のケアに関する教育、国際ガイド体験など英語コミュニケーション教育も行い、幅広い現場で活躍できる人材を育成する。
キャンパスは千代田駅からシャトルバスで12分。泉大津方面からも運行する予定。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年11月27日)時点のものです。