この記事は公開日から1年以上経過してるため情報が古い可能性があります。
1月26日に東京のよみうり大手町ホールで開かれた第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会に、初芝富田林高等学校1年生の中野翔太君が出場、優秀賞を受賞した。
ビブリオバトルでは、参加者が好きな本について5分間で紹介し、その後2~3分の質疑応答を経て、どの本が一番読みたくなったかを基準に勝者を決める。中野君は先立って開かれた校内での予選会、その後出場した大阪大会で優勝。今大会では52名の出場者のうち8名のみが進める決勝に勝ち残った。紹介したのは、綿矢りさの「ひらいて」。自分が本当に好きな本をぜひ知ってほしいという気持ちで臨み、笑いも交えながらテンポよく発表した。
発表はとにかく楽しかったそうで、「決勝での発表が一番良くできたが、優勝できなかったので悔しい」と。来年度に向けて本をたくさん読んで、「この一冊」と思える本と出会い、また出場したいという。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年3月9日)時点のものです。