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イベントや植樹を評価
泉北をレモンいっぱいの街にしようと活動している「泉北レモンの街ストーリー」が、このほど「さかい市民活動協働大賞」の大賞(市長賞)に輝き、今月下旬に授賞式が予定されている。日頃の活動が認められ受賞につながった、とメンバーは大喜びしている。
泉北ニュータウンの自宅の庭にあるレモンの木が毎年、たわわに実をつけることに着眼した苅谷由佳さん。 緑豊かな泉北の街のあちこちでレモンを見ることができる風景をつくり、泉北レモンを特産品にしたい、との思いに賛同した仲間と2015年、グループを結成。同グループは毎年「レモンフェスタ」を開催。また泉ヶ丘駅周辺や茶山台、幼稚園や小中学校、店などにレモンの苗を植樹。このプロジェクトで植樹したレモンの木の他に、すでに定植されているレモンにも「泉北レモンの街ストーリープレート」を渡しているが、昨年10月でそのプレートナンバーは800に達している。
「さかい市民活動協働大賞」は、堺市内の地域的課題解決や社会貢献活動のモデルとなる事業を公募。応募グループは一次審査(書類)と二次審査(プレゼンテーション)を経て各賞に選ばれる。同グループが受賞した「堺市長賞」は、最も評価の高い事業プランや取り組みを提出した団体に贈られる最高賞。苅谷さんは「泉北のまちの皆さまや、協働事業先との取り組みを評価いただき、うれしい気持ちでいっぱい」と。
グループは、18日2時から、泉ヶ丘駅南側2階デッキと泉北タカシマヤ西側3階デッキで育てている泉北レモンの「収穫祭」を行う。だれでも参加可能。問い合わせlemon@senboku.lemon.net