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運営業者募る
府立大型児童館ビッグバンが、来年4月に堺市へ移管されるのに向けて、指定管理者の選定など準備が進んでいる。移管後は、児童厚生施設「堺市立ビッグバン」と名称を変更し、リニューアル後に再オープンする予定。
ビッグバンの運営は現在、指定管理者の一般財団法人大阪府地域福祉推進財団が担っている。4月の移管後も当面、指定管理者による運営を続ける予定で、市は来年度以降の運営業者の募集を行っている。
来年1月下旬には指定管理者候補が選定され、市議会の議決を経て3月に正式決定する見込みだ。
4月以降は数週間のリニューアル工事を行ったうえで、ゴールデンウィーク前に再オープンする計画で、移管後の利用料金や利用方法などは未定。このため、同館では年間パスポートの発行や4月以降の予約受付を見合わせている。
3年間で運営計画策定 その後大規模なリニューアル
4月以降の指定管理の期間は3年間で、その間に市では新たな施設運営計画を策定。その後、大規模なリニューアルを行う。
新しい施設運営計画の見直しでは、今後の運営方法や老朽化対策のほか、松本零士名誉館長による同館のコンセプトや児童厚生施設としての役割などが議論されそうだ。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2020年12月11日)時点のものです。