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針金を自由自在に曲げ、虫や動物がほんの数分で出来上がる。ラジオペンチ一つで器用に作り上げていくのは、園生(そのお)一行(かずゆき)さん(槇塚台3丁)。槇塚台地域会館で開かれていたカフェ槇塚では、たまたま同じテーブルになった女性2人に、犬のキャラクターをかたどったブローチを即興で作りプレゼントした。
上神谷支援学校の教師をする園生さんは、切り絵やランニングも趣味という多才ぶり。動物や干支など50種類を作った針金工作は、晴美台中学校で行われる「ときめきタイム(地域の人が講師をつとめる体験学習講座)」で教えたことも。
カフェ槇塚の女性スタッフらに「スタッフ全員のお揃いがほしい」とリクエストされ、赤い針金で赤とんぼブローチ5つを10分ほどで作った。とんぼの胴体はコイル状で、安全ピンをつけた。目の前で、一本の針金がどんどん形を変えていく様に見とれる来店客らから「すごい」「器用」と声がかかった。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年2月7日)時点のものです。