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建て替えや用途転換も
URでは、金剛団地の整備方針をストック活用からストック再生に変更した。これにより、URと協働で金剛地域の活性化に取り組める可能性が高まった。
金剛団地は1967年に管理を開始。高辺台・久野喜台・寺池台の敷地約42万平方メートルに、中層住棟187棟、戸数5030戸(賃貸のみ)、延約28万平方メートル規模のマンモス団地。入居状況は芳しくなく、耐震改修などを必要とする棟がある。
URは18年度までの整備の方向性を定めた再生・再編方針で、金剛団地をストック活用とした。昨年12月に策定した33年度までの活用・再生ビジョンで、それをストック再生に変更。
ストック活用は既存建物を生かすことを基本とし、再生は団地や地域の特性に応じた多様な活用を行う。
URでは、建て替え・集約・用途転換・改善の4手法を複合的・選択的に実施し、地域や団地の特性に応じた再生案を策定する。
自治体などとの連携を図り、地元の意見を聞きながら多様な世代が生き生きと暮らし続けられるまちの実現を目指す。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年10月21日)時点のものです。