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栂・美木多駅前と原山公園を結ぶ歩道橋で、駅側の階段を改良し、新たにエレベーターを設置する工事が始まった。階段を撤去し、2020年3月までに近鉄不動産がエレベーターを設置。その後、自転車用のスロープを撤去して、歩行者と自転車が通行できる階段を設置する。
原山公園では現在、20年夏のオープンに向けて屋外プールや広場などを整備している。オープン後は、歩道橋の利用者が増えることが予想されることから、階段などの改良を行うことになった。
これまで設置されていた歩道橋の階段は幅が狭く、歩行者同士が接触することもあり、危険だとの指摘があった。 一方、エレベーターは歩道橋の利便性の向上のため、歩道橋西側にマンションを建設している近鉄不動産が建設。完成後は市に無償譲渡する。
以前、マンション建設用地でダイエーが営業をしていた頃は、ダイエーのエレベーターを使用できたことから、市が近鉄不動産に代替の移動手段を要請。同社がエレベーターを設置することで合意した。
現在、既に古い階段は撤去されている。エレベーターが使用できるのは来年4月頃の予定で、その後、スロープを撤去して幅4メートルの階段を設置。階段の中央にはスロープがあり、歩行者のほか自転車も押しながら通行できる。 階段が完成するのは、来年中の予定で、事業費は約6820万円。