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11月4日、第1回日本高校ダンス部選手権公式選抜大会グランプリ決定戦で堺西高校女子ダンス部が3位に輝いた。夏の全国大会はパフォーマンス人数でビッグとスモールの2クラスに分かれているが、公式選抜大会は2名以上・オールジャンルで競う初開催の大会。直近3大会優秀校30校から真の年間王者を決めるというコンセプトで開催された。
ビッグクラスで準優勝した同部は全国的に有名な強豪校で、指導のKOTONE先生と共に作り上げる女性の機能美あふれるスタイルで知られている。今回も会場中から熱い視線を浴びていたが、スタイリッシュな動きで「旋律」を表現した堺西らしい作品で観客の期待に応えた。
部長の元木菜々香さん、副部長の林風香さん、ダンスリーダーの乗本陽茉里さん(全員2年生)は「自分達の作品の全体像を見ていただいて、テーマの旋律や今までにないスピード感を感じてほしいと思いました」「夏の大会をまとめてくれた3年生が引退したので、自分達が引っ張っていくつもりで取り組みました。練習でも本番でもダンスを楽しむよう心掛けました」「堺西はまだ優勝経験がありませんが、勝ち負けではなく、ダンスへの情熱と応援して下さる方々に感謝を伝えたいという気持ちで踊っていきます」と語った。
さらに、元木さんは「私達の部では喜び、悔しさ、色んなものを経験できます。ダンススキルだけでなく、人間的に成長できるクラブです」と、同部を目指す未来の後輩に対してメッセージを送った。