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狭山タウン また下落30・1万
大阪府は、住宅地や商業地、工業地など府下689地点の基準地価(7月1日時点)を公表した。今年も狭山タウンの下落が目立つ。
富田林市の住宅地は昨年に続き下落。下落率は0・5%。下落幅は昨年より0・3%改善した。
金剛東の藤沢台では昨年同様1・0%下落。1坪当たり33万円に。狭山タウンより2・9万円、泉北タウンより1・2万円上回る。
大阪狭山市の住宅地は上昇に転じた。昨年の0・9%マイナスから0・6%のプラスになった。
南海金剛住宅が3・3%、池尻中が2・3%上昇。南海金剛住宅ではこの2年間で5・8%アップした。
一方狭山タウンでは、下落幅は改善したものの平均1・6%下落。この2年間で4・7%下がった。1坪当たり30・1万円に。泉北タウンより1・7万円低い。
西山台が1・1%、大野台が2・2%下落。この2年間でそれぞれ3・2%と6・4%下がった。
河内長野市の住宅地は0・9%下落。昨年より0・2%悪化した。北貴望ヶ丘は1・1%下がった。
沿線別住宅地では、金剛が昨年に続き上昇。1坪当たり41・9万円に。この2年間で5・8%上がった。河内長野は23万円、富田林西口は31・5万円で、昨年と同水準。府全体の住宅地は昨年0・2%上昇し、10年振りに上昇に転じ、今年も0・4%上昇した。
基準地価 国土利用計画法に基づいて都道府県が毎年7月1日時点で調べる土地1平方メートル当たりの価格。国土交通省が地価公示法に基づいて市街地を中心に調べる「公示地価」(1月1日時点)に比べ、林地なども調べているのが特徴。土地取引の指標となる。