絵に向き合うことで前向きに/絵画クラブ「彩成会」

投稿者 記者・ 山本こ

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絵画クラブ「彩成会」は老大南部講座3期修了生らによって1989年に創立された。当初から指導を仰いでいる講師の三木義尚さんの下、会員50人(男性31 人、女性19人)が在籍。和気あいあいとした自由な雰囲気の中、絵筆を握っている。

初心者の入会も多い。まったく初めて人には基本的なノウハウを随時アドバイスするなど、手厚いバックアップが受けられる。画材は油彩、水彩だけでなくパステルなど自由に選べる。人物や静物を描く教室での活動のほか、近郊写生会も。昨年度は感染が落ち着いている時期に2回の作品展を開き、11月には荒山公園(宮山台)でスケッチを楽しんだ。

コロナ禍では3部屋に分かれて密集を避け、感染対策をしながら活動している。「絵に向き合う時間がなければ、家でじっといるのはしんどかった。絵を描いていて本当に良かったと思いました」と話す会員も。各人が前向きに、集中して絵画制作に取り組む姿勢が、生き生きとした会の雰囲気につながっているようだ。

新入会員募集中。会費は6か月1万8千円。第2・4木曜9時半〜3時、青少年の家(片蔵)で。見学歓迎。(3度目の緊急事態宣言中は活動休止)宇津田さん072・234・1596

記事中に掲載されている情報は掲載日(2021年6月17日)時点のものです。

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