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体操や脳トレで脳や身体機能を活性化し、また住民同士の交流を目的とした三原台の「楽笑クラブ」。約5年前から近隣の高齢者が集まり活動している。
会員が減少し老人会の存続が困難になった地域の高齢者のために、元々の活動拠点であった地域会館に出かけるきっかけになればと始まった。「月に一回でも元気に顔を合わせたい」と、高齢者の地域の居場所として同校区福祉委員会が主催し、地域包括支援センター や南区社協が協力している。
取材日は、詐欺被害予防や高齢者支援の話の後、簡単な体操を行った。頭も使う運動では、間違っても楽しく笑いが起こった。次に、ことわざクイズや思い出しクイズ、漢字クイズ、川柳などを行い、クイズにまつわる話のほか、朝鮮生まれのメンバーの話や時世の話で盛り上がった。
その後、一人暮らしの悩みや体験談などを話し合った。一人で困って助けてほしいときはどうすればいいか、他の地域ではどうしているか。切実な悩みに、メンバーそれぞれがお互いに 熱心にアドバイスしあった。「地域の人同士のつながりが大切」「一人住まいでも三 原台では安心して暮らせる」と。
毎月第1水曜日10時~12時、三原台地域会館で。三原台地域会館=072・292・7015