創部52年の伝統と実績のある少年野球チーム「茶山台エンゼルス」。白球を追う元気な声がグラウンドに響く。甲子園球児の先輩に続けと、男女メンバー30人が練習に励む。
「認め合う精神、気づきを与え、主体的な考えと行動を養う」が指導方針。まずは楽しく、野球の基本を身につけることから始めると、自然と自ら考えて行動するようになるという。「低学年でケンカをしていても、高学年になればお互いを思いやる子に成長します」と代表の吉井久さん。そのためには一人ひとりと向き合い、話を聞いてアドバイスするのが大切と。技術的なアドバイスは、言葉だけでなく見本を見せてわかりやすく指導している。また指導方針を統一するため、コーチどうしが話し合う場を設けている。
取材日は一週間後の堺市長杯に向けて、気合いの入った練習をしていた。が、吉井さんは「普段の練習どおりでいい」と気負いが無い。「勝ち負けより経験が大事。試合も練習と同じ、失敗を恐れず思いっきりやったらいい」と。のびのび野球の成果はいかに。
土・日・祝9時〜4時半、茶山台小学校グラウンドで。月会費3500円(兄弟割り引きあり)。問い合わせはインスタのDMから。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年11月24日)時点のものです。