記者・ 浅利
きらきらした瞳で歌う姿から〝歌うことが本当に楽しい〞そんな気持ちが伝わってくる。栂文化会館で声楽家・中谷和世さんの分かりやすい指導を受けている「きらきら歌の会」。約45人が登録。毎回35人ほどが集って、明るい歌声を響かせている。
最初は発声のための体操から。スイスの研究者フースラー考案の指導法に基づき、中谷さんが優しく解説しながら、横隔膜を鍛える。その後、発声練習をして前半のレッスンへ。
中谷さんから歌い方、強弱など基本を教えてもらいながら、時間をかけて歌い込む。「いのちの歌」などメッセージ性のある曲を取り上げることが多い。後半は会員からのリクエストタイム。歌集「日本のうた」「世界のうた」などからリクエストする。ずっと歌い継いでいきたい曲などを、毎回８〜９曲取り上げる。
来年２月に行われる栂文化会館フェスティバルの舞台発表への出演を予定している。「家でも朝起きたら発声体操をしています」「リクエスト曲を歌うのが楽しみ」と笑顔がこぼれる。
１回１２００円。参加する毎に払うので、体調や急用に合わせて参加しやすい。１・２・３週の火曜日９時45分〜11時45分。栂文化会館視聴覚室で。見学歓迎。
力石（ちからいし）さん０９０・９８７７・６８２３
記事中に掲載されている情報は掲載日（2024年9月24日）時点のものです。
