2022年秋に発足、和泉市で活動する「手話塾」。楽しく手話を学び、参加者同士の交流の場になっている。
和泉市だけでなく他市からも看護師、介護ヘルパー、主婦、定年退職した人など幅広く参加。現在22人が参加している。
講師は聴覚障害者。講師は学生時代、職場、福祉などでの体験を通じて「手話だけではなく理論も大事」であることを、身を持って学んだ。手話塾では、手話を学ぶ「手話学習」のほかに手話の基礎知識、聴覚障害者の人権問題に対する理解を深める「講義」と、手話を用いておしゃべりや交流を図る「手話べり&交流」など多方面から学ぶ。
取材日は、数を表す手話や場所を尋ねる場面など実際のやりとりをろう者講師から生きた手話を学んでいた。大阪・関西万博のボランティアに登録している参加者は「実践的で役に立ちます」と笑顔で話した。
「障害の有無に関係なく共に生きるために一緒に手話を楽しみながら交流しませんか?」がモットー。
毎週木曜日1時半〜3時。休みの週もあり。場所は回によって変わるが主に和泉シティプラザやアイ・あいロビー。年会費2千円。テキストは自己負担。申し込み、問い合わせは090・3720・4002(担当者)。
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年6月16日)時点のものです。