若松台の府営第1・第2住宅老人会「松老会」のカラオケ好きが、毎週一度集まって自慢ののどを披露しあう。住宅内の集会所で長年行っていたが、コロナ禍でいったん休止。同地域会館で昨年から再開した。
校区福祉委員会主催で毎週開催される「カラオケわかまつ」と両方に参加する人もいるが、「ここの方が顔見知りばかりなので、気兼ねなく歌えるのがいい」と言う参加者。
「城ヶ崎ブルース」「昭和かたぎ」「東京の灯よいつまでも」「なみだ川」など、それぞれ1曲目は喉ならし。立ち上がって歌ったり、感情を込めてセリフを言ったり。それぞれの十八番をフルコーラスで歌い上げる。そしてワンコーラス歌うごとに全員が拍手しあう。
週に一度ここへ来るのを楽しみにしている二人、沢埜春子さんと大西アイ子さんは共に85歳。「歌うのも聞くのも大好き」とおおらかに笑う沢埜さんと、「最近声が出にくくなった」とはにかむ大西さん。
代表の武田光子さんは機械の操作を一手に引き受け、その合間に一人ひとりに声かけをする気遣いを見せる。「みんなで集まって歌っておしゃべりして、楽しい時間を過ごしています」。
毎週水曜日1時~3時、若松台地域会館で。月会費600円。
武田さん080・1429・6234
記事中に掲載されている情報は掲載日(2025年5月19日)時点のものです。