高齢化で仲間募る「あまの街道と陶器山の自然を守る会」

投稿者 記者・ 山本こ

あまの街道と陶器山の自然を守る会の皆さん

6人の女性メンバーで活動する「あまの街道と陶器山の自然を守る会」。平安時代から続く、あまの街道の本来の自然の姿を守るべく、長年、尽力してきた。自然環境を維持するため、下草刈りや、間伐、在来種を保護するための外来種の除去、害虫への対策など、活動は多岐にわたる。

陶器山は希少な在来種も多く、同会ではその生態調査も行っている。現在までに、木本類約150種・草木類230種・キノコ類約500種・鳥類106種を確認。最近、ノイバラ・カゴノキなど154種を掲載した『陶器山の植物/木本類編』を自費出版(オールカラー・購買可)。美しい写真も満載で、郷土資料としての価値も高い。

目下の悩みは、メンバーの高齢化。平均年齢70代後半の女性には、厳しい作業も多く、苦労は絶えない。

メンバー募集中。毎週土曜、9時〜12時に、草刈りや清掃などの定例作業(7月〜9月は休み)。毎月第2土曜、9時〜11時は、あまの公園の清掃。会費なし。陶器山で、気持ちよく散歩やジョギングができるのは、同会の地道な活動があってこそ。「月に1度などの参加も歓迎です。かけがえのない地域の美しい自然を守るために、力を貸して下さいませんか」と。問い合わせは、窪田(くぼた)さん072・367・8297

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記事中に掲載されている情報は掲載日(2024年12月3日)時点のものです。

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