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1986年から活動を続けている朗読サークルぐる〜ぷ・わい。「とどけたい思いを声にのせて」をモットーに、声による表現を磨いてきた。昨年11月には2年2か月ぶりに第36回公演を開催。マスクを着けたままの舞台だったので、うまく伝わるか心配したが「来場した大勢の方々に楽しんでもらえたようで、ほっとしました」と、新しいスタイルの公演に手応えを感じたそうだ。
現在の会員は女性9人。80代の人も在籍し、自由な雰囲気で活動している。週に一度の練習日は体操から始めて、発声練習、アクセントの練習でウォーミングアップ。発声練習では部屋の端と端に分かれ、反対側の人に声が届くように心がける。「休んでいると声が出なくなります。声を出すことは大事ですね」と会員ら。
その後、それぞれが持ち寄った作品を読み合って、感想を話す。一人ひとり、作品の感じ方、読み方が違うので面白いのだという。「違う作品にふれることで、新しい発見があり、世界が広がります」と代表の成瀬美佐子さん。次回公演は春の「朗読さんぽみち」と題して、3月27日に南図書館ホールで開催予定。
新会員募集中。毎週土曜日1〜5時、南図書館集会室ほか。月2千円。見学歓迎。成瀬さん090・3616・1340